『創造』と向き合い、『美』が連携する街のようなキャンパス
金沢美術工芸大学キャンパス移転に伴う、新キャンパス整備計画である。
大学の活動を広く発信する場となる「アートプロムナード」と制作に集中できる囲われた空間「創作の庭」により、地域に開きつつ、学生が創造と向き合えるキャンパスを実現する。
創作の庭を取り囲むように配置した「共通工房」は、専攻を越えて利用可能な共有の加工・制作のための場所である。また「アートコモンズ」をキャンパス全体に分散して配置し、様々な専攻が展示や合評会のためのスペースとして利用する。
共通工房とアートコモンズを設けることで、日常の活動の中で他分野の創作に触れながら、互いに刺激し合うことのできるキャンパス計画とする。