市原湖畔美術館

Ichihara Lakeside Museum

      市原湖畔美術館公式サイト  
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市原湖畔美術館

1995年に開館した展示施設を改修して2013年にリニューアルオープンした美術館です。 敷地は房総半島のほぼ真ん中に位置する高滝ダム湖畔の公園にあります。もとの建物は湖と緑に囲まれた豊かな環境をうまく活かせておらず、設備の老朽化、バブル崩壊と共に放置されたデッドスペースが点在するなど、多くの問題を抱えていました。これを市原市が取り組むアートを基軸に据えた地域活性化構想の一環として、発信性をもち、かつ地域振興の拠点となる美術館として再生することが求められました。 私達は既存建物の全ての仕上材を剥がしてスケルトンとし、回遊性の高いユニークな骨格だけを取り出しました。そこに「アートウォール」と名付けた亜鉛めっき鉄板の壁を挿入することで、展示室やホール、ラウンジなど様々な場所を作り出しました。 もとの建物の隠れた魅力を発見し、古いものと新しいもの、周辺の豊かな環境、その中でのアート作品や活動を一体的に楽しめる場所として再生することを目指しました。

  • 竣工2013.8
  • 事業主市原市
  • 所在地千葉県市原市
  • 用途美術館
  • 床面積約2000㎡
  • 構造長谷川大輔構造計画
  • 設備ZO設計室
  • サイン日本デザインセンター
    色部デザイン研究室
  • 写真伊原正浩
  • date2013.8
  • clientIchihara City
  • locationIchihara Chiba
  • useMuseum
  • floor area 2000㎡
  • consaltantDaisuke Hasegawa Structural Engineering
  • Zo consulting
  • Yoshiaki Irobe/Nippon design center
  • photo Masahiro Ihara